別個のものを統合する


地球上に最初の生物が現われたのは今から約35億年前といわれている。 原始の生物は細胞そのものが一個体である単細胞である。 最初の多細胞生物は今から約10億年前に誕生した。 

つまり、生物誕生から25億年の間は、一つの細胞が細胞分裂するだけという単純な生命が存在するだけであった。

多細胞化するまでに多くの時間を要したが、そこからの進化は激しかった。 細胞同士が結びつき、協調し、情報伝達した。 

そして、約5億5千年前、生物は突如として爆発的に増加する。 それまで数十種類しかいなかった生物が突如一万種類にも増えたのだ (カンブリア爆発)。 はじめて眼を持った生物が登場したのもこの頃らしい。

やがて、魚類が登場し、生物は陸に上がり、爬虫類、恐竜、哺乳類、鳥類、霊長類が登場し、ついには約16万年前に人類の祖先となるホモ・サピエンスが登場する。

かつては独立した別個の要素であった細胞がつながり統合されることによって生物は爆発的な発展を遂げたのだ。そして、人間は社会という精神面での統合さえ成し遂げている。

ロゴスウェアのミッションは、別個に存在するラーニング用ソフトウェアやシステムを統合することだ。 生物が最初の多細胞生物を登場させるまでに多くの時間を要したように、これは根気のいる仕事だ。 しかし、いつか私たちは、非同期型オンデマンド学習と同期型リアルタイム学習を統合させ、カリキュラム型計画的学習とコミュニティ参加型学習を統合させ、また、ブック/スライド/クイズといったコンテンツレベルでの統合を成し遂げたいと思っている。

にほんブログ村 ベンチャーブログ ベンチャー社長へ

ベンチャー社長ブログランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です