マキャべリも教えたほうが良い


SBIグループが、経営学修士(MBA)を取得できる通信制の大学院大学の設置を文部科学省に申請した、という記事を見た。

企業経営に不可欠な「哲学」、「人間学」まで教えるのが狙いだという。 そのために、孔子の論語や孫子の兵法などについても教えるそうだ。

これは正しい方法だと思う。  実際に経営をする上で最も悩み、最も難しく、それでいて最も重要なものは、決して経営戦略などについての科学的アプローチではなく、人間についてだ。

孫子の兵法を教えるなら、ついでにマキャべリについても教えた方がよい(ひょっとすると、既に計画されているのかもしれないが)。

自分が必ずしもマキャべリが説くようなリーダーにならなくてもいいかもしれないし、第一なれないかもしれない。  しかし、世の中にはマキャべリを愛読し、実践するリーダーは少なからずいる。 そのような者たちと対峙しなければいけないときが来るかもしれない(特に、海外に進出しようというときは)。

そのような時のためにも、マキャべリは知っておくべきだ。 でないと勝ち目がない。

「彼を知り己を知らば、百戦殆うからず」である。

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