2007 年 4 月 のアーカイブ

混沌を経営する

2007 年 4 月 16 日 月曜日

秩序があり、混乱がなく、みんな仲良しで、いくら心地よくても、創造的でなければ気に入らないのだ。

新しい発見、斬新なアイデアは創造力の賜物だ。 私たちは創造したいのだ。 それがベンチャー企業としての姿だ。 創造的な人間を集め、 創造的な環境の中で、創造的な活動を行いたいのだ。

創造的な人間は、みな個性的であり、何よりも自由を求める。  必要以上の干渉を好まないのだ。  一方で私たちは組織で働く。 組織としての目標があり、ビジョンがある。  これを両立させることが、創造的な企業に求められる。

私たちは混沌を受け入れなければならない。 創造的であろうとすれば混沌は避けられない。 新たな秩序が確立するまで、必ず混沌とするのだ。 そしてその新しい秩序はやがて古いものとなり、次の創造が始まる。 再度、混沌とするのだ。 これの繰り返しである。

ある人は混沌とした状態を見て、何か組織がうまく機能していないという印象を持つかもしれないが、 そうではないのだ。 大切なことは混沌を避けることではない。 混沌を受け入れ、それを経営していくのだ。

官僚的で、管理され過ぎの企業には、確かに秩序があるであろう。 混乱がなく、みんなが心地よいのかもしれない。  しかし、その企業は衰退するのみである。  間違っても、ロゴスウェアが目指すべき企業像ではない。

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偉大なる異端者求む

2007 年 4 月 15 日 日曜日

日経新聞ネタから再び

4月12日朝刊に異端者たちのことが掲載されていた。

「サンスター文具で商品企画に携わる、高畑正幸氏。 社内評価は評価する人によって、最高Aから最低Eまで分かれる。 独創性に富むが、協調性に欠ける。 しかし、時に大ヒット商品を生む。 伊藤社長のお気に入りであるが、伊藤社長がいなくなれば立ちどころに追放されかねない異才である。」 と記している。

組織は規律を重んじ、異端は自由を好む。 異端を使いこなすのは、伝統ある大企業には難しいのかもしれない。

もし、あなたが大企業の息苦しさに辟易し、古臭い慣習に縛られ身動きがとれず、能力のない上司に嫌気がさし、筋の通らぬことを押し付けられ、未来への希望を見失っているのなら、是非 ロゴスウェアへの転職を考えてください。

ロゴスウェアは、偉大なる異端者たちを求めます。  ロゴスウェアは、今日時点で、一流大企業と同じ報酬額を支払うことはできないでしょう (いつかできるだけ近い将来、それを上回りたいと思っていますが)。 しかし、私たちには、未来に向けた大いなる夢と自由があります。

最後に、 「偉大なる異端」なのか「愚かなる異端」なのか、それが問題だ。

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多様な働き方を支援する

2007 年 4 月 14 日 土曜日

松下電器は、4月1日から、システム技術者、営業、企画、人事、などホワイトカラーのほぼ全社員3万人を対象に在宅勤務制度を開始した。 週に1日か2日を在宅勤務とすることが認められる。 日本IBMでは、2001年から既に在宅勤務制度を開始しており、全社員が対象となっている。

今、東京への通勤者は平均2時間以上を通勤時間に費やしている。 時間がますます貴重になっていく中で、この2時間は大きい。 2時間の通勤から開放され れば、私たちをそれを家族と過ごす豊かな時間にあてられる。 育児や介護などの事情で、通勤が難しい社員にも継続して仕事をする環境を提供できる。

日本はこれから労働者人口の減少に入る。 企業力を維持するために、優秀な人材の確保に向けての競争が始まる。 松下電器という日本を代表する企業が多様な働き方を認める方向に踏み出したことの意義は大きい。

私たち一人ひとりは、人生を歩む中でいろいろな事情を抱える。  体が健康で、歩けて、会社に勤務でき、 朝から夜まで家を空けることができる人だけを労働者の対象にすべきではない。 育児中の人、介護をしなければいけない人、怪我をした人、家族と多くの時間を過ごす必要のある人、そのような人たちにも働く環境を提供できるように努力していくことは大事なことではないのか。

日本人は、仕事のやり方について、古い習慣から抜け出せずにきた。  変化を異常なまでに恐れる人たち、既得権益を絶対に手放そうとしない人たちのエゴイズムが多くの人から自由を奪っている。 彼らは、労働とは会社に勤務してタイムカードに記録された出社時間と退社時間の間である、と定義する。 知識労働者を中心とする知識社会に入った現在、これは馬鹿げていないか。  私たちは、そんな機械のような存在なのか。

人間は尊厳を持って扱われるべきであり、人間の多様性は認められるべきであり、人間は主体的であり、人間は自由でなければならない。 そのような社会にしていかなければならない。

解決すべき課題は存在する。 人の評価を、働いた(と思われる)時間の長さではなく、仕事の成果で評価する仕組みを定着させなければいけない。 一箇所に集まらなくても、情報共有、知識共有、教育が行われる仕組みも必要だ。  大きな課題である。 しかし、働くための最高の環境を手に入れるためには、その解決に怯んではならない。

ロゴスウェアのミッションは、その解決のための製品やサービスを提供することだ。 Webテレビ会議システム「POWER-LIVE」は、在宅勤務を支援する。 家からでも会議に参加したり、他の社員と資料を見ながら打合せが行える。 デジタルブック 「FLIPPER」 や プレゼンテーション・コンテンツを作成する 「PRESENTER」 は情報共有や知識共有のためのツールとなる。 やるべきことはたくさんある。 目標に向かって一歩一歩進もう。

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POWER-LIVEセミナーASP

2007 年 4 月 5 日 木曜日

社会はますます忙しくなり、いつも時間が足りない。 しかし、新たな知識は常に求められ、自分自身の能力を高めていかなければならない。 素早く、時間をかけずに、情報や知識を習得する手段は今後ますます重要なものとなる。

ロゴスウェアでは、ウェブセミナーのライブ配信サービス「POWER-LIVEセミナーASP」にAPI接続機能を強化して、サービスを開始した。 「POWER-LIVEセミナーASP」を利用すれば、誰でも、どこからでも、セミナーに参加できる。

例えば、投資セミナーでは、セミナー開催時間が夜に設定され、家からオンラインで参加できると参加者にとって便利だ。  子供を抱えた母親向けセミナーや高齢者向けセミナーなども家から参加できると利便性が高い。 営業所や代理店などを地方に多く抱える企業では、オンラインで社員教育、営業向け教育などが開催できると効率が良いだろう。

しかし、日本では、オンラインセミナーのライブ配信はまだ一般的な普及に至っていない。 気軽に使えるサービスが無いからだ。 「POWER-LIVEセミナーASP」 は、利用1回あたりの料金体系にして、気軽に誰にでも簡単に利用できるようにした。 Flashプレーヤを利用する「POWER-LIVEセミナーASP」は、利用者に一切のソフトウェアインストールを要求しない。 しかも、WindowsでもMacOSでも使える。 ウェブブラウザの種類も選ばない。 つまり、余計なことを考えずに、ウェブにアクセスさせすれば、セミナーに参加できるのだ。

「POWER-LIVEセミナーASP」にAPI接続をサポートしたのは、この新たなインターネットの活用方法をいろいろな企業と協力して広めたいと願うからだ。

セミナーを開催する会社は、顧客の個人情報の漏洩に神経を使うに違いない。 「POWER-LIVEセミナーASP」にAPI接続する場合は、顧客情報は、セミナー開催会社が管理するサーバーに置かれる。 ロゴスウェアのシステムに顧客の個人情報が蓄積される心配は一切ない。

また、セミナーを開催する会社は、独自の集客方法、独自のスケジュール管理、独自の課金方法、などを持って、独自ブランドでサービスを展開することを望むであろう。 「POWER-LIVEセミナーASP」にAPI接続すれば、それら全てはセミナー開催会社の自由設計となる。

ロゴスウェアは、パートナー企業が、独自のシステムを簡単に構築できるように、基本的なテンプレートを提供する。 セミナー開催会社などパートナー企業は、それらを自由にカスタマイズできる。

近い将来、日本の中で、オンラインセミナーのライブ配信がもっと一般的な習慣となると素晴らしい。

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創造的な営業

2007 年 4 月 1 日 日曜日

NHKに「あの人に会いたい」という番組がある。 NHKに残る膨大な映像資料から20世紀の歴史に残る著名な人々の叡知の言葉を今によみがえらせる。 この番組で放送されたソニー創業者 盛田昭夫を何度も見る。

盛田は言う。

「私はビジネスマンです。 発明とか技術だけではビジネスは成り立ちません。 売り方にも創造性が必要なんです。」

盛田昭夫は著書「MADE IN JAPAN」の中でも書いている。

「ユニークな製品を作れば大儲けができると考えていた。 テープレコーダーで人の声を録音して本人に聞かせると、みんな大喜びしたり驚いたりした。 誰もがこの機械を気に入ってくれた。 だが、誰ひとり買おうという人はいなかった。 ようやくわれわれは、独自の技術を開発してユニークな製品を作るだけ では、事業は成り立たないことを思い知った。大切なことは商品を売るということだった。」

1955年、盛田はトランジスタラジオを売るためにアメリカに乗り込む。 ソニーは世界初のトランジスタラジオの開発メーカーだと思われているが、 そうではないという。 ソニーより4ヶ月早くトランジスタラジオの販売を開始したアメリカ企業があったらしい。 そのころのアメリカではハイファイという 大きな真空管のスピーカが主流であった。 誰がそんな小さなおもちゃのようなラジオを買うかと言われた。 そこで、アメリカの会社はこれは売れないと思い 販売をやめてしまった。 しかし、盛田昭夫が考え出した売り方はこうだ。

「ニューヨークだけでも20以上のラジオ局がある。 家族の一人一人がこの小型ラジオを持って、他人に気兼ねなく自分の部屋で自分の好きなものを聴 くことができるようにするんです。 ラジオは個人が持つものです。」  このとき、盛田昭夫はラジオの概念を変えた。 家に一つあり家族で楽しむものから 個人が持つものに変えた。

ビデオテープレコーダー(VTR)を販売したときは、

「今や皆さんはテレビの番組を自分の自由にできるのです。  VTRがあれば、テレビは雑誌と同じものになるんです。 いつでも、自分の好きなときにテレビが見られるのですから。」  と説いた。

破壊的イノベーション理論で有名なクレイトン・クリステンセンは、ソニーは知る限り唯一の連続破壊者であったと述べている。 1950年から1982年までの間に途切れることなく、連続 12回にわたって破壊的なイノベーションを起こし、新市場を創造した。 盛田昭夫は、消費者が片付けようとしている用事を見抜き、その用事をうまくこなすのに役立つ解決策とを結びつける名人だったと述べている。

売り方にも創造性が必要だ、と肝に銘じよう

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