2007 年 10 月 のアーカイブ

フロー状態

2007 年 10 月 9 日 火曜日

目の前の何かに集中し、 我を忘れるほど没頭し、時間が経つのも忘れ、最高のパフォーマンスを発揮する状態を、「フロー状態」というのだそうだ。

音楽家が作曲をするとき、画家が絵を描くとき、スポーツ選手が試合で最高のパフォーマンスを見せるとき、そのような状態に入るのだという。

メロディーがひとりでに溢れでるような感覚、絵筆が勝手にキャンパスを動くような感覚、ボールが止まって見えるような感覚、を体験するのだという。

それは、宇宙と一体化し、不安や恐れの感覚がなくなり、平和な気持ちになる、至高の体験だという。

かつて、アイルトン・セナが、F1 日本グランプリでの優勝インタビューで、「鈴鹿のスプーンカーブで神を見た」と語ったのが、そういう体験かもしれない。

このような至高体験を芸術家やスポーツ選手だけに味あわせておくのはもったいない。

私たちも仕事の中で体験できるはずだ。

雑念を捨て、集中しよう。

会社は社員がフロー状態に入って仕事ができるような環境を整えよう。 完全な環境を作ることは難しいかもしれない。 電話を完全に拒絶できないし、他人が話しかけるのを完全に拒絶はできないから。 しかし、無意味に集中を妨げているものはあるはずだ。 それを排除しよう。

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プロになる

2007 年 10 月 5 日 金曜日

プロ野球 高校生ドラフトが10月3日に行われた。

希望球団に指名されて歓喜するものもおり、不本意な結果になり涙するものもいる。 いずれにしても、彼らははっきりと「プロになる」という意識を持って球界に入っていく。

自分が学校を卒業して仕事を始めたのはずいぶん前になるので、そのときのことを鮮明に覚えているわけではないが、「これからはお金をもらって仕事をするわけだから、自分はプロでなくてはいけない」と意識していたのだけは覚えている。

働き始めて、自分は能力が不足していたり、知識が十分でなかったりすることが自覚できた。当時、不足しているものを補うために休みの日なども勉強にあてた日があった。 しかられないためとか、くびにならないために、とは違う。 プロとしての仕事ができなくてはいけない、と思った。

「うまくいかなかったけど、がんばったんだからしょうがないよ」のような言葉は聞きたくなかった。 こんな人を子供扱いするような言葉はプロに対する侮辱である、と思った。 結果に対して真剣でありたかった。

自分を昔から支える信念があるとすれば、それは「プロらしくありたい」ということだ。

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日常の中でマーケティングを学習する

2007 年 10 月 3 日 水曜日

いくらすごい製品やサービスを作っても、売れなければビジネスは成立しない。

顧客に自分たちの特長や優れた点をどうやって伝えるのか?

本屋に行けばマーケティングの本が溢れている。 それを片っぱしから読んで学習するのも良いだろう。

しかし、もっと簡単で確実に力のつく方法がある。

雑誌、テレビ、チラシ、・・・・あらゆるところで広告を目にする。

ボーっとそれを眺めていてはいけない。 広告には広告の作者がいる。 作者の意図がある。 何を訴えようとしているのか? 顧客の解決したいことをどう表現しているのか? 解決策をどう提示しているのか? どういうテクニックを使っているのか? どうやって説得力を持たせようとしているのか?

それを考えることを日常の習慣にすると良い。 特別な時間もかからない。 テレビを見ながら、雑誌を読みながら学習できるのだ。

3ヶ月間、意識して続けてみると良い。その学習はやがて習慣となる。 あなたの、ホームページ、メルマガ、提案書は改善させる。

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渋滞学

2007 年 10 月 2 日 火曜日

渋滞学なる研究分野がある。 車の渋滞、スーパーのレジ、朝の満員電車、エレベータの待ち行列、インターネット、・・・・と確かに世の中いろいろなところに渋滞するところがあり、そのメカニズムを教えてくれるのはありがたい。

仕事のことでいえば、情報の伝達の渋滞は気にしなければならない。

ある人を経由しなければいけないような場合は必ずそこで渋滞になる。 そこを経由することが習慣のようになっていると、それを疑問にさえ思わない場合もある。

ある人は自分の手元をいかに早く通過させるかだけを考えて、別のどこかに流れのボトルネックを作り出している。そして、そのことに気づいてさえいない。

考え方を変えてみよう。 大事なことは「全体のスループット時間」である。

今の情報の伝達経路は、本当に、絶対にそうしなければいけないものなのか考えてみよう。

もっと別の経路があるんじゃないか、あるいはそこをバイパスしてしまっていいんじゃないかと考えてみよう。

自分の手元を素早く通過させることだけを考えて、全体の流れを悪くしていないか考えてみよう。

複数台のエレベータがあったとき、各エレベータが自分のところだけの最適化を考えてプログラムすると団子運転状態(複数台のエレベータの動きが同じになってしまうこと)になるのだという。 これを解消するために、各エレベータの動きは他のエレベータの動きを考慮しながらプログラムされるのだという。

仕事の中での情報の流れも同じだ。各自が自分の最適化だけを考えて行動すると、全体のスループットを悪くすることはたくさんある。

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eラーニングの課題

2007 年 10 月 1 日 月曜日

フェース・ツー・フェースの教育が最も効果的である、ということは事実だ。 生徒と先生が同じ時間と空間を共有する効果は大きい。

しかし、欠点もあるのだ。

  • 教室に通う時間がとれない人はどうすればいいのだ?
  • 心身の事情があり、教室に通えない人はどうすればいいのか?
  • フェース・ツー・フェースの教育はコスト(旅費、場所代、時間的ロス、など)がかかる

これらを補うために、eラーニングへの期待は大きい。eラーニングであれば、生徒が教室に通う必要がない。生徒がインターネットにつなぐとそこに教室が用意されているのだ。

しかし、未だeラーニングによって素晴らしい効果を上げているという声を聞かない。

なぜなのか?

私たちの分析によれば、それらは次のようなものだ。

  • コンテンツ制作において時間とコストがかかりすぎる
  • 教室に通うときのようなコミュニティが形成されない
  • 非同期型の一方通行のコンテンツ配信だけでは学習効果が上がらない
  • スライド説明型のコンテンツにするための素材がそもそも準備されていない

私たちはこのようなことは克服できると考えている。 Webテクノロジーの世界は日進月歩で進んでいる。最新のWebテクノロジーを駆使した次世代のeラーニングはこのような課題をすべて克服するはずだ。

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