一説によれば、ハンバーガーがはじめて登場したのは、1904年にアメリカ セントルイスで開かれた世界博覧会。ハンバーグステーキをパンにはさんで「ハンバーガー」という名前で売り出したところ評判になりアメリカ中に広がっていったのだという。
ハンバーグステーキというものがいつからあったのかはっきりしないが、調べたところ、少なくとも15世紀にはそのようなものが食べられていたらしい。パンはそれよりもかなり昔からある。
ということは、これらを組み合わせて、「ハンバーガー」として広まるまでには500年の年月がかかったわけだ。
大体において、発明やイノベーションは、このような組み合わせでできている場合が多い。 見つかってしまえば単純な組み合わせのように思えるものなのに、なぜかその組み合わせを見つけるのには時間がかかるようだ。
何と何を組み合わせると面白いものができるのか、その発想力が求められる。
ここで、私たちは、どうしても先入観や常識の枠の中から抜け出すことが難しい。
http://andrewwooldridge.com/myapps/webtwopointoh.html
このWebサイトでは、ランダムにテクノロジーを組み合わせて、Web2.0 アイデアを表示してくれる。ジョークのサイトではあるが、イノベーションのアイデアの出し方として正解だ。
ありえそうもないものを適当に組み合わせてみて、何ができるか真剣に考えよう。