クイズ形式で授業


昨日の朝日新聞に「クリッカーで授業盛況」という記事が掲載されていました。大学の授業風景が変わりつつあると伝えています。

教授が授業の中でクイズを出し、学生は手元でクリッカーという手のひらの大きさほどの端末を使ってポチっとクリックして答えるんだそうです。結果は即座に大画面に映し出され、教授はそれを使い、テレビのクイズ番組さながらに授業を進めていくそうです。

興味深い記事なので重要な点を抜き出してみます。

  • 日本では、2007年春以来、250大学で約6万台が導入された。米国では、年間数百万個が販売され、多くの大学で導入されている。
  • クイズだけでなくアンケートにも使われる。
  • 集中力を切らさないよう、何度か質問をはさみながら授業は続く。
  • 「挙手だと周りの雰囲気が気になるが、クリッカーなら自分の意見を反映できる」
  • 「参加意識と集中力が高まった」
  • 「一方的な講義をしていた時には、なぜ学生が理解できないのか、どこが分からないのかが、分からなかった」
  • 50%~80%だった出席率が90%以上に上昇した。
  • 「周囲の目を気にして手を挙げようとしない学生たちが、ためらわずに答えを発信してくる」
  • 「学年末試験の結果をみても、高得点の学生がはっきりと増加した」

数百人規模の大教室で教授が一方的に話すというイメージの強い大学の授業だが、状況は変わりつつあるようです。サンデル教授のような授業に、機械の力を借りながらでも少しでも近づることができたら、なんと素晴らしいことでしょう。

インターネットの上で行われる教育(eラーニング)の世界は、まだまだ一方通行です。ほとんどがオンデマンド型の学習コンテンツで、これは、一方通行の授業に相当します。これは確かにコストを最も抑える方法ではありますが、すべての学習をこれで実施するのは、学習効果の点で疑問が残ります。

実世界の授業が少しづつ変わり始めているように、インターネットの学習も変わるときが近いと信じます。

インターネット上の学習において、クリッカーを使った双方向型授業に相当するものが、オンラインライブセミナー型のシステムです。ロゴスウェアの製品で言えば、POWERLIVE GigaCast という製品がそれに該当します。

POWERLIVE GigaCast は、インターネットを使って、数百人、数千人の人たちに向けて、ライブ放送をできるシステムです。クイズ、アンケートを実施し、即座に結果を画面に出す機能も備わっているので、双方向型授業に向いています。

POWERLIVE GigaCastとはどのようなものか、興味があれば、LOGOSWAREチャンネルをご覧ください。POWERLIVE GigaCastを実際に使って、生番組を放送しています。視聴は自由なので、お気軽にご参加ください。

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無料で始められるウェブ会議(POWERLIVE3の料金プランを改正) 


ロゴスウェアのオフィスは、茨城県つくば市と東京都台東区にあります。つくばエクスプレス1本で繋がってはいますが、移動には一時間ほどかかり、頻繁に移動するのは非効率です。そのため、つくばオフィスと東京オフィス間のミーティングには、もっぱら自社のウェブ会議システム「POWERLIVE3」を使っています。

自分たちはこのような仕事のやり方をもう何年もやっているので、ウェブ会議システムが無い状態を想像もできないのですが、一般にはウェブ会議システムはまだ普及していません。

使うととても便利で、もう手放せない状態なのに、なぜ一般的に使われないのでしょうか? 習慣の問題が一番大きいのかもしれません。 そこで、私たちは、ウェブ会議システム「POWERLIVE3」の価格体系を一新し、まず体験してもらうところから始めようと考えました。

ウェブ会議システム「POWERLIVE3」には新たに無料版を加えました。利用頻度、同時接続数、などに一定の制限はあります。しかし、何らシステムを用意する必要もなく、何のソフトウェアもインストールする必要もなく、すぐにウェブ会議を開始できる環境を提供します。

徐々にシステム増強をして、無料会員を増やしていきますが、第一期会員は先着10社としていますので、気になった方はすぐにお申し込みください。 事務所が2箇所あり、毎週一時間の打ち合わせをする人たちにとっては最適なものです。

そのようにして、ウェブ会議に慣れてくるとその便利さにきっと気づくはずです。もっと開催頻度を増やしたくなるでしょう。その時に、私たちの有料版をお使いください。ただし、いきなりグレードの高い有料版に切り替えるには壁が高いと思います。そこで、有料の一日レンタルのプランを作りました。これでしたら、通常は無料版をお使いいただき、必要な場合に限って、ワンショットで有料版を使うので費用を最小限に抑えられます。

詳細な情報は、POWERLIVE3のホームページをご覧ください。

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なぜ、オンライン・ライブセミナーは、ビデオ+スライド配信型がいいのか?


今年に入りネットの世界には、いくつかの大きなトレンドが生まれています。

一つは、iPadなどによる電子書籍

一つは、Twitterに代表されるソーシャルメディア

一つは、iPhoneが牽引するスマートフォン

そして、もう一つは、ライブ・ストリーミングです。

ライブ・ストリーミングが多くの注目を集めるのに貢献したのは、Ustreamというサービスです。何せこのサービスは、基本的には無料で、視聴者数の制限もなく、どこからでもゲリラ的に生中継ができてしまえるのですから驚きです。特にiPhoneから生中継できるアプリが登場したときには多くの人の度肝を抜きました。

さて、そのようなお遊び的な配信にはもってこいのUstreamですが、本格的にビジネス目的で、例えばセミナー配信に使おうとするといろいろと問題があります。

まず、無料のUstreamサービスでは品質が安定しません。音切れ、遅延、切断、などが発生しがちです。これを解決するために、Watershedという有料サービスが用意されています。しかし、大規模なセミナーを配信しようとするとき、この有料サービスは決して安いものではありません。

第二の問題として、Ustreamは基本的にビデオ映像だけの配信です。セミナーで使用するスライド資料を綺麗に配信するのは簡単ではありません。通常は、パソコン画面をビデオ形式でスクリーンキャプチャするとか、会場に映されたスクリーンをカメラで撮影します。これらを説明者を映した映像と合成するためにビデオミキサーのような装置も必要です。また、その操作者も必要です。要するにそのような撮影機材を持った撮影チームを伴わないと配信が難しいのです。

ロゴスウェアでは、「POWERLIVE GigaCast」というオンライン・ライブセミナー専用のシステムを開発・販売しています。これは、有料のサービスです。しかし、トータルで見たときに、Ustream系を使うよりも、コストパフォーマンスが良くなるでしょう。

なぜならば、Ustreamが基本的に何でもビデオで配信してしまおうというアプローチであるのに対して、「POWERLIVE GigaCast」はビデオ+スライド配信という構成(下の画像参照)をとっています。

配信コストは送信されるデータ量によって決定されます。そして、送信データ量を決定するのはほとんどビデオなのです。「POWERLIVE GigaCast」は、説明者の映像部分にしかビデオ配信を使いません。これにより、送信データ量を圧倒的に節約できるのです。つまり、それだけ配信コストが安くすみます。

メリットはそればかりではありません。スライド部分は、ビデオではなく、ベクターデータとして送っています。これは、データ量が少なく、圧倒的に綺麗なスライド画面を送れることを意味します。Ustream系でほとんどぼやけて読めないようなスライドを何度も目にした人がいるでしょう。「POWERLIVE GigaCast」のスライド品質は、そのようなものとはまったく違います。パソコンの前で、パワーポイントを開いているような鮮明さです。

「POWERLIVE GigaCast」のようなビデオ+スライド配信を使うメリットはもう一つあります。それは、これは配信がとても簡単だということです。ビデオミキサーのような機材を抱えたスタッフを現場に送る必要がないのです。極端な例で言えば、説明者一人でのセミナー配信だって可能でしょう。これは、配信にかかるコストをものすごく節約できます。

さて、そのような「POWERLIVE GigaCast」。オンライン・ライブセミナー配信に関心のある方は是非ご検討ください。情報はコチラです。

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POWERLIVE GigaCast デビュー


大体、良いものは高く、安いものは品質がよくない、と相場が決まっているものだが、ときどき、そういう常識を打ち破る製品が登場します。 こういうものは、革新的と言われ、人々の生活に変革をもたらします。  製品を作るときに、いつも作りたいのはそういう製品であるが、滅多にできるものではありません。

ロゴスウェアは、昨日、一つの製品を発表しました。 インターネット・ライブセミナー・システム「POWERLIVE GigaCast」です。

HD高画質で数千人規模のオンラインLIVEセミナーを実現するシステムです。 従来の他のシステムに比べて、圧倒的に高品質で、圧倒的に低コストです。 そういう意味で、これは革新的な製品です。

版書も読める程の画質は、講師の講義のやり方に大きな影響を与えます。 ホワイトボードにペンを持って、書きながら説明するのは、やっぱり自然です。

インターネットによるライブセミナーはまだまだ一般的とは言えませんが、私たちは、これを、いつか将来、生涯学習の場で、就職セミナーの場で、投資家向けセミナーの場で、新製品発表の場で、あらゆる場面で、みんなに利用されるようなものにしたいと思っています。 POWERLIVE GigaCast に与えられた使命はそういうものです。

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POWER-LIVEセミナーASP


社会はますます忙しくなり、いつも時間が足りない。 しかし、新たな知識は常に求められ、自分自身の能力を高めていかなければならない。 素早く、時間をかけずに、情報や知識を習得する手段は今後ますます重要なものとなる。

ロゴスウェアでは、ウェブセミナーのライブ配信サービス「POWER-LIVEセミナーASP」にAPI接続機能を強化して、サービスを開始した。 「POWER-LIVEセミナーASP」を利用すれば、誰でも、どこからでも、セミナーに参加できる。

例えば、投資セミナーでは、セミナー開催時間が夜に設定され、家からオンラインで参加できると参加者にとって便利だ。  子供を抱えた母親向けセミナーや高齢者向けセミナーなども家から参加できると利便性が高い。 営業所や代理店などを地方に多く抱える企業では、オンラインで社員教育、営業向け教育などが開催できると効率が良いだろう。

しかし、日本では、オンラインセミナーのライブ配信はまだ一般的な普及に至っていない。 気軽に使えるサービスが無いからだ。 「POWER-LIVEセミナーASP」 は、利用1回あたりの料金体系にして、気軽に誰にでも簡単に利用できるようにした。 Flashプレーヤを利用する「POWER-LIVEセミナーASP」は、利用者に一切のソフトウェアインストールを要求しない。 しかも、WindowsでもMacOSでも使える。 ウェブブラウザの種類も選ばない。 つまり、余計なことを考えずに、ウェブにアクセスさせすれば、セミナーに参加できるのだ。

「POWER-LIVEセミナーASP」にAPI接続をサポートしたのは、この新たなインターネットの活用方法をいろいろな企業と協力して広めたいと願うからだ。

セミナーを開催する会社は、顧客の個人情報の漏洩に神経を使うに違いない。 「POWER-LIVEセミナーASP」にAPI接続する場合は、顧客情報は、セミナー開催会社が管理するサーバーに置かれる。 ロゴスウェアのシステムに顧客の個人情報が蓄積される心配は一切ない。

また、セミナーを開催する会社は、独自の集客方法、独自のスケジュール管理、独自の課金方法、などを持って、独自ブランドでサービスを展開することを望むであろう。 「POWER-LIVEセミナーASP」にAPI接続すれば、それら全てはセミナー開催会社の自由設計となる。

ロゴスウェアは、パートナー企業が、独自のシステムを簡単に構築できるように、基本的なテンプレートを提供する。 セミナー開催会社などパートナー企業は、それらを自由にカスタマイズできる。

近い将来、日本の中で、オンラインセミナーのライブ配信がもっと一般的な習慣となると素晴らしい。

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