療養中の子供が自宅や病院から授業に出席できたら


もうずいぶん昔のことだが、脚の骨折のために、長いこと病院のベッドで過ごさなければならなかったことがある。 入院したことがない人はわからないだろうが、とても社会から隔離されてしまうのだ。 私にとっては歩けないことだけが不自由で、頭は完全に機能していたのに、仕事ができなかった。

病気やけがで、家や病院で療養中の生徒もきっと同じ思いだ。 いろいろな事情で登校できない子供はたくさんいる。 私が治療のために仕事を中断することにとても不安を感じたように、子供にとって授業に出席できず勉強に遅れてしまうのはとても不安なはずだ。

学校の授業に自宅や病院から出席できたらどんなに素晴らしいだろう。 授業に追いついていけるし、なにより、友達に会えることが素晴らしいではないか。 想像するととてもワクワクする。 生徒たちの笑顔が浮かぶ。

ロゴスウェアで開発しているテレビ会議システム POWER-LIVE には、まだそのような活用事例がないが、いつの日か必ず実現したい。 今、学校にはインターネット回線が敷かれている。 パソコンも備え付けられている。 パソコンとインターネット回線さえあれば動作するPOWER-LIVEなら、これは現実の世界だ。 POWER-LIVEは、茨城県取手市の教育委員会が推進するICT活用授業の一環として導入され、試験的な運用が始まっている。 本格的な運用は来年度以降であるが、私たちの夢が実現できたら素晴らしい。

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NET診査システム


カカクコム・インシュアランス から損保ジャパンひまわり生命の「NET診査システム」(インターネットTV電話を使った双方向動画配信システム)を導入するというリリースがあった。

損保ジャパンひまわり生命の「NET診査システム」は、ロゴスウェア POWER-LIVEをベースに構築したシステムだ。

私たちは、 POWER-LIVE によって、「双方向動画配信=会議システム」というパラダイムを打ち破りたいと願っていた。 もっと日常のあらゆるシーンで生活を便利にできるシステムになることを望んでいた。 「NET診査システム」では、保険加入者がわざわざ病院に足を運び診察を受けなければいけないという不便を解決する。 診察する医師が目の前のパソコン上に現れるのだ。 あなたから見ると医者はあなたのところに足を運んでいるように見えるはずだ。

「NET診査システム」は、POWER-LIVEが実現したかった世界の一つだ。 このために、POWER-LIVE はFlash での動作環境にこだわった。 特別なソフトウェアやプラグインをインストールせずに利用できて、優れたユーザーインターフェースを提供したかったのは、このような生活の中での利用をめざしたからだ。

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