仕事を効率良く処理するなら同時に複数のことをしない方が良い。
しかし、ビジネスをまわす人は現実的にはそうもいっていられない。
そんなときは、ジャグリングのようにやろう。
ボールを空中に放り投げ、落ちてきたらキャッチし、また素早く放り投げる。
人間には2本の手しかないが、この技を極めると、10個ものボールを次から次へと空中に放り投げ、扱うことができる。
同時にいくつもの仕事をこなさなければいけなくなった時、頭に描かれるイメージはジャグリングだ。
自分の手元にボールを持ちすぎてはいけない。
一つのボールを確実にキャッチしたら、適切なところに素早く放り投げなくてはいけない。 それは、質問を返すことだったり、誰かに仕事を依頼することだったりする。
どこに放り投げてもいいのではない。 返ってこないようなところに放り投げてはいけない。 一定時間後に確実に手元に戻ってくるように放り投げる。
一つのボールを放り投げたら、次に落ちてくるボールをキャッチし、また素早く放り投げる。
最後に・・・・
技を磨く努力なしに、いきなり複数のボールを空中に投げてはいけない。 すべて地面に落下するだけだ。 何事も訓練だ。