2月23日、イー・モバイルが携帯電話サービスに新規参入するニュースに絡んで、千本会長の記事が新聞に掲載されていた。
千本氏の挑戦志向は、20代のころの米国留学の経験が影響しているという。 学生寮で同室の白人青年に仕事を尋ねられ、「日本で唯一最大の電話会社で、独占企業の電電公社(現NTT)で働いている」と自慢げに答えたところ、青年の返した言葉は
「くそ野郎」
しばらくたって千本氏は気づいたという。
「優秀な卒業生ほど名前も知らない企業に入り、自分の人生を切り開く。 リスクをとって大企業と競争する人間こそ尊敬されるんだ。」
挑戦することは、それ自体で美しい。