スティーブ・バルマーという人


ある本を読んでいて、ふとマイクロソフトのスティーブ・バルマーを思い出した。

1997年9月24日、NECが、独自アーキテクチャーのパソコンPC-9800路線から、PC/AT互換機路線への転換を発表した。 場所は、WORLD PC EXPO ’97 が行われた幕張のホテル。 発表会のゲストスピーカーとして、Microsoftからスティーブ・バルマー(当時Microsoft副社長、現CEO)、Intelからマイク・エイマー(当時Intel副社長)が参加した。

当時インテルで働いていた私は、マイク・エイマーを連れて会場に入った。 この発表会では、NECの金子社長(当時)、ビデオでビル・ゲイツ、などもスピーチをしたのだが、何といってもびっくりしたのがスティーブ・バルマーのスピーチである。 強力なパワーの塊のような男だった。  圧倒的なエネルギーを持っていた。 マイクロソフトという巨大で強力な組織を率いる人間とはこういう人なのか、と思ったものだ。

何年か経ち、私はさらに驚いた。 あのときのスティーブ・バルマーはエンジン全開ではなかったのだ。 日本人の聴衆の前で多少セーブしていたようだ。スティーブ・バルマーの真の雄姿をごらんあれ。
踊るスティーブ

吼えるスティーブ

何かを成し遂げるにはパワーが必要だ。

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