WebブラウザChromeのシェアが着実に伸びています。StatCounterが2010年9月分でまとめた調査結果は次の通りです。
Chromeのシェアは現在11.54%です。まだまだ、IEやFirefoxに水をあけられていますが、一年前には3.69%でしたから大きな伸びです。このままの伸びが続けば、1年後には、IEやFirefoxにかなり肉薄するでしょう。
既にIT関係者や先進ユーザーの間ではChromeがNo.1ブラウザになっているかもしれません。私も利用者の一人です。Chromeの魅力はいくつかありますが、拡張機能を追加して機能を独自に追加していける点がその一つです。
Chromeでは、拡張機能を追加すると、下の図のように追加した機能のボタンが並びます。
追加は非常に簡単で、設定 - ツール - 拡張機能の中から、好きな拡張機能を選んで、インストールボタンを押すだけ。ブラウザを再起動したりすることもなく、それだけで拡張機能は追加されます。
Chromeの拡張機能の数はおそらく既に数千種類はあり、その数は日々増えています。その中からどんな拡張機能を選択し使うかには個性が出ます。私の使っているものを紹介します。
Evernote : 閲覧中のWebページをクリップして、Evernoteに送ります。
はてなブックマーク : 閲覧中のWebページをはてなブックマークで送ります。
Google Apps Login : 会社ドメイン名のGoogle Apps(Gmail,Docs,Calender)にアクセスする時に使用
symtica : 個人のGoogle Appsアカウントにアクセスするときに使用。
Add Google Bookmark : Google Bookmarkにブックマークを追加するときに使用
GoogleMarks : Google Bookmarkの閲覧用
goo.gl URL Shortener : Google提供のURL短縮ツール
Webpage Screenshot : Webページを素早くシンプルな操作でJPEGファイルに保存
Chromed Bird : Twitter表示用
LastPass : ID、パスワードを一元管理
Google Tasks : Google Tasksの表示。 ToDo管理に使用
AutoPagerize : 複数ページにまたがったWebページを、1ページに表示してくれる
Docs PDF/PowerPoint Viewer (by Google) : PDF、PowerPointを Google Docs Viewer で自動的にプレビュー
RSS Subscription Extension(by Google) : ワンクリックでGoogleリーダーに登録
これらの拡張機能により、Chromeは更に使いやすくなり、ウェブ上でする仕事の効率を高めてくれます。また、これらの追加した拡張機能は複数のパソコン間で同期がとれます。 設定 - オプション - 個人設定の中で同期をオンにできます。この機能は本当に便利で、PCの入れ替えのときに、古いPCの環境を新しいPCに簡単に再現できてしまいます。