「いとしのレイラ」


久々に車のCDチェンジャーの中身を入れ替えた。

今、CDチェンジャーの中には、デレク&ザ・ドミノス 「いとしのレイラが備え付けられた。

この1970年発売のロック史を飾る名盤はなぜ今もすごいのかと言えば、そこでデュエイン・オールマンとエリック・クラプトンの最高のギターが聴けるからだ。

デュエイン・オールマンが、マイアミで行われたこのアルバムのレコーディング・セッションに参加したのは偶然である。 このアルバムのプロデューサーであり録音エンジニアであったトム・ダウドからたまたまエリック・クラプトンがレコーディングのためにマイアミに来るということを聞き、たまたまその時期マイアミにコンサートのために滞在して、ひょんなことから「いとしのレイラ」のレコーディング・セッションに参加するのだ。(このあたりのいきさつは、DVD「トム・ダウド いとしのレイラをミックスした男」に詳しい)

もしデュエイン・オールマンがこのセッションに参加していなかったら、「いとしのレイラ」はこれほど最高のアルバムにはならなかったに違いない。全編にわたって聴かれるデュエイン・オールマンの渾身のスライド・ギターがこのアルバムに魂を吹き込んでいる。アルバムタイトル曲「いとしのレイラ」の有名なギター・リフ、いまやエリック・クラプトンのトレードマークとなっているあのギター・リフを編み出しプレイしたのはそもそもデュエイン・オールマンだった。

いつも偶然のめぐり合わせは革新的な進化をもたらすのだ。

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