「私は誰でしょう?」というゲームがある。
カードには歴史上の人物名などが書かれている。
カードは頭の上などに掲げられて他の人には見えるが、本人には見えないようにする。
「私は日本人ですか?」 「私は男性ですか?」 「私は江戸時代の人ですか?」 などと質問をしながら自分は誰なのかを当てるゲームだ。
テレビのバラエティー番組でもときどき行われる。
これがゲームとして成り立つのは、なかなか自分が誰なのか当てられないからだ。
ヒアリングとはこのように難しいのだ。 「聞かなかったあなたが悪い」と単純に思わないこと。 それではコミュニケーションが成立しない。