「幸運な企業が生き残る」


進化論というと、ダーウィンの進化論だけが有名であるが、中立進化説というのもあるそうだ。

中立進化説というのは、木村資生(きむら もとお)という日本人によって提唱された説だ。

ダーウィンの進化論が「環境に適合したものが生き残る」という適者生存の考え方をとるのに対して、中立進化説では「幸運なものが生き残る」という考え方をとる。

ハーバート・スペンサーという人が、ダーウィンの進化論を社会に適用して社会進化論なるものを提唱して以来、社会、文化、企業、・・・などに、適者生存の考え方を使うことが一般的になった。

一方、「幸運な企業が生き残る」というような社会中立進化説的な考え方はあまり聞いたことがない。 しかし、この側面は明らかにあるような気がする。

環境に適合しようと「計画的に」行うことと、幸運な機会に恵まれるように「偶然がたくさん起こる場」を作ることの両方が大切なのだと思う。

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