予想外のタイミングで、予想外の姿勢から蹴る


最近の新聞に書いてあったサッカーに関するデータによれば

  • 2年前のドイツWカップ。日本は3試合で30回ペナルティーエリア内に侵入したが、シュートを打ったのは8回。シュート率26.7%は参加国中最下位。
  • 優勝したイタリアは、7試合で106回ペナルティーエリア内に進入し、66本のシュートを放つ。シュート率62.2%。

解説によれば、日本の選手は見方にパスしてシュートのための最高の形を作ろうとしたり、自らがシュートしやすい姿勢を整えようとしすぎるという。 そのわずかな間に相手に詰められ、シュートの機会を逃がす。 

また、このようにしてスピード、コースともに素晴らしいシュートを放ってもこのタイミングでは決まらないという。 いかにも「今から打つぞ」というタイミングで蹴ってもキーパーは確実に反応するという。

一方、ヨーロッパや南米の強豪国の選手はスピードと意外性に富んでいるのだという。 予想外のタイミングで予想外の姿勢からシュートが放たれるので、たとえそれがゴールの真ん中に蹴られたものでもキーパーが反応できないのだという。

製品開発にも同じことが言える。 当たり前のような機能の製品を、いかにもというタイミングで市場に投入してもゴールネットを揺らすことはない。 

予想外のタイミングで、予想外の姿勢から蹴ろう。 「とびっきりすごいものをめざそう」

 にほんブログ村 ベンチャーブログ ベンチャー社長へ

ベンチャー社長ブログランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です