アリス・クーパーというロック歌手がいる。 61歳になる超ベテランである。
この人のステージは、かなり過激で、大蛇を体に巻きつけるわ、火を噴くわ、ニワトリの首が切られるわ、豚が走るわ、ギロチンにかけられるわ、首吊りにされるわ、・・・・(こんな風に)
でも、人はこういうことにはすぐに飽きる。 飽きさせないためには、更に過激で奇抜な出し物を提供し続けないといけないのだが、それは無理な注文というものだ。 ロックにとって大切なのはやっぱり音楽なのだ。
さて、ロゴスウェアでは今「働きがいのある会社」の実現に向けて活動を開始している。 そもそも「働きがいがある」とはどういうことなのか?
それは、「ペットと通勤」、「失恋休暇」、「サイコロ給」、・・・などのような出し物ではない。 そのような表面的なものではなく、仕事や会社のあり方について、もっと根本的なものを考えたいのだ。
Great Place to Work Institute という、米国に本拠地を置きグローバルに活動しているコンサルティング団体がある。1980年から、働きがいのある職場作りの研究を重ねている。
彼らは、次のように書いている。
働きがいのある職場では、あらゆる人間関係において信頼が育まれています。
従業員が生産性を高めたいと思っていることを管理者は信じ、事業に参画するよう奨励しています。
従業員は自分の仕事と会社の使命を達成しようと熱心に、情熱を持って取り組んでいます。
高い信頼が築かれた環境では、人は協力しながら働き、積極的に交流しあい、業績や生産性が高まります。
キーワードは「信頼」ということになる。 会社と社員が Win-Win の関係のパートナーシップを結ぶことが大切なのだ。 ロゴスウェアの中で GPTW(Great Place To Work)は、継続的に実行していく重要な活動の一つになるだろう。