公平な報酬


人の価値観はそれぞれだから、何が正しくて何が間違いだと断じることはできないが、仕事をするのなら価値観の合う職場で働くべきである。

価値観が合わない職場では自分の実力が発揮できないだろうし、だいいち楽しくない。

就職や転職を考えている人は、特に報酬の分配方法について確認すべきである。

ここに、AさんとBさんがいたとする。 AさんとBさんは、ある同じ仕事を頼まれた。 Aさんはその仕事を、特に残業をせずに、1ヶ月 160時間で完了させた。 Bさんは、その仕事を完了させるのに、毎日2時間の残業が必要で、1ヶ月 200時間の労働時間になった。 さて、ここに報酬原資として60万円あったとして、これをAさん、Bさんにどのように分配するのが公平なのだろうか?

考え方1: 両者の成果はどちらも同じなのだから、両者に30万円ずつ分配すべきである。

考え方2: Aさんに25万円、 Bさんに35万円を分配すべきである。 なぜならば、BさんはAさんより多くの時間を仕事に費やしたのだから。

どちらが公平だと思うかは人それぞれかもしれない。 しかし、「考え方1」が公平だと思う人が、「考え方2」の会社に働くと不幸になる(そして、その逆もまた)。 

だから、就職や転職をするときには、その会社はどちらの考え方なのかを確認しておくべきだ。ついでに、そのように報酬制度がなっていることも確認しておいた方がよい。 中には、「考え方1」に同意するが、報酬制度は「考え方2」になっている、などという筋の通らない会社も少なくないように思えるからだ。 

さて、ロゴスウェアはどうなっているかといえば、「考え方1」で、報酬制度もそうなっている。 だから、「考え方2」の人はロゴスウェアで働くわけにはいかない。 

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