2011年3月11日 午後2時46分 東北地方三陸沖を震源とするM9.0の巨大地震が発生して1週間が過ぎました。
この1週間、あまりにも多くのことを体験しました。
地震の揺れへの恐怖、続く余震、連日テレビ画面が映し出す街を呑み込む津波、停電、断水、物資不足、電車の運休、ガソリンを始めとした燃料不足、そして、原発事故。
特に、岩手、宮城、福島の被害は本当にひどく、街は壊され、多くの命が奪われました。深く追悼の意をささげると供に、謹んでお見舞い申し上げます。そして、一日も早く復旧できることを心から祈っています。
私たちはこの1週間、いつも繰り返されていた平凡な日常を失いました。恐怖感のため、不完全なライフラインのため、そしてあまりにも気の毒な被災者の方々へのシンパシーのため。
これらの状況は今も続いています。電気の不安定さは続くでしょうし、原発事故も予断を許しません。ガソリン不足が続き、避難所の方々に物資がなかなか行き渡らないのは本当に悲しいことです。余震は今でもあります。
しかし、私たちはいつまでも立ち止まっているわけには行きません。 経済活動を停滞させてしまうと、更に最悪の状況を招いてしまいます。
勇気を振り絞って行動を開始しましょう。日常を回復しましょう。
節電はしなければいけません。しかし、消費をしましょう。
完全なる安全はないかもしれません。しかし、外に出ましょう。
外国の人たちは日本のために祈ってくれるでしょうが、私たちは祈ってばかりいられません。行動しましょう。
これは日本という国の存亡に関わる問題です。私たちの国なのです。個人の事情はいろいろあるでしょうが、日本と日本人のために全力で働きましょう。
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