仕事の達人になりたいのであれば、仕事をすること


本を読まなければいけない
自転車に乗らなければいけない
泳ぎにいかなければいけない
ツイートしなければいけない
Facebookをチェックしなければいけない
音楽も聴きたい
映画も見たい
メールも見ないといけない
ニュースを読まないといけない

やりたいことややらなければいけないことはどんどん増えるばかりだが、使える時間は増えないので何かが犠牲になってしまったりします。

私の場合、何とかしなければいけない切実な問題は英語に使う時間がとれていないことです。

英語学習は理屈ではなく、英語で話したり聞いたりしている時間を増やさないことにはどうにもなりません。

考えてみれば、何をやるとしても、何かを習得しようと思えば、かなりの時間を、繰り返し繰り返し、それに費やさなければなりません。

野球のバッティングを極めたいのであれば毎日毎日、何百回も素振りをすべきです。楽器を上達させたいのであれば、毎日毎日、3時間の練習をすべきです。

これは、筋肉のためだけではなく、脳のシナプス結合を最適化させるためにどうしても必要な訓練です。

同じように、プログラムを書く仕事であっても、マーケティングの仕事であっても、その仕事の達人になりたいのであれば、方法は仕事をすることです。没頭することです。

スピードを求める時代なので、早く上達しようと気ばかりが焦る気持ちはわかります。しかし、「誰にでもできる」「簡単にできる」「すぐに成果がでる」と書かれた書物に頼ってはいけません。また、理論とか法則のようなもので何とかなると思ってもいけません。

そのようなものは全てインチキです。そのようなもので成功した人を私は知りません。

上達しようと思えば、時間をかけるしかありません。

だから、英語の時間を何としてでも作り出さなければならいと思っています。何の時間を削ろうか?

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5月1日はセナの命日


5月1日は、アイルトン・セナの命日です。 16年前、1994年5月1日、サンマリノGPにおいて事故死しました。

アイルトン・セナは偉大なるヒーローでした。 どうしてあんなにみんなセナに惹かれたのでしょうか。

「セナ足」と呼ばれた誰にもまねのできないテクニックに惹かれたということもあります。 ホンダのエンジンと共に戦ったということもあります。 しかし、最も人を魅了したのは、限界に挑み続けるその姿勢であったに違いありません。

以前、「やる気が不足しているときはセナを見よ」とブログに書きました。 今もそれは変わりません。 

感動の、そして伝説のレースをいくつか・・

1988年 日本GP
スタートのトラブル、14位から奇跡の優勝。初のドライバーズチャンピオンを決めた。セナが「神を見た」伝説のレース。

1991年 ブラジルGP
ギアトラブルにより最後の7周は6速だけで走りきり、泣き叫びながらゴールするセナ

1993年 ヨーロッパGP
オープニングラップで4台を抜き去りトップに立つ神がかりの走り。、

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アノテーションと学び


これは、たぶん日本人の特性なのだが、情報を整理するのが好きな人が日本人には多いようです。

昔から(そして今も)手帳術なるものがあり、そういう本がたくさん売られていて、セミナーが開催され、手帳術を伝授することを職業にする人がいるくらいです。

Evernoteの英語版しか無かったときから日本には熱心な利用者がおり、アクセス頻度は世界平均の2倍あるという事実も、このことを物語っています。

さて、このことは、私たちが日本のビジネスユーザー向けに製品を開発するときに非常に重要なことなのです。

ウェブ上のあらゆるデータやコンテンツに対して関連情報を付与させ、それらをまとめて整理していくことが技術的に可能になってきました。 これらは、アノテーションと呼ばれるものです。

タグを付け、付箋を貼り、コメントを書き、つぶやき、・・・

それらは、自分専用に管理することも、グループで共有することも、完全にオープンなソーシャルの中で共有させることもできます。

ロゴスウェアでは、アノテーションを「学び」という世界の中に効果的に取り込もうとしています。それは、私たちがユニファイド・ラーニングという名のものとに創造しようとしている世界の一つのありかたです。

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一人ブレインストーミング


(前回の続き)

選別された必要な情報がテーマ毎に分類された状態がEvernoteの中に揃えば、「一人ブレインストーミング」のための準備は完了です。

「一人ブレインストーミング」を行う場所はカフェです。紙とペンと、そしてEvernoteを見るためのiPhoneを持って出かけます。カフェでは他にやることがありませんから自然とこの作業に集中できます。カフェは、BGMなどがうるさくない場所を探した方がいいでしょう。 そして、周りの雑音から逃れるために、iPhoneで環境音を聞きます。 多くの場合は、波の音や雨音です。

一回に考えるテーマは一つです。たくさんのことを同時に考えようとしてはいけません。人間の脳はシングルタスクです。一つのことに集中しましょう。

一つのテーマに関連する情報だけをEvernoteから取り出します。おそらく10個~20個くらいの情報が取り出せるでしょう。ここから先は、紙とペンだけを使います。

これらの情報をベースにして思考は開始されます。情報は紙の上に書き出されます。情報は関連付けが検討されます。いろいろな分類法に従って、分類してみたりもします。そういうことを目に見える形で紙に描いていきます。何かを描きながら考えることは非常に重要で、その過程で、新たなアイデアが思い浮かぶものです。

マインドマップという手法が有名です。それに近い作業になることもあるし、そうでないこともあります。あまり細かい手法にはこだわらないことです。こういう風に描かなくてはならないと思うと、自由な発想ができません。

この作業は1時間~2時間程度行われます。結論めいたものにならないこともありますが、そこで一旦整理します。そして、整理された情報として再度Evernoteに書き込まれます。 同時に、消化済みの情報はEvernoteから削除されます。

完全な結論を得られなくても気にしないことです。一定期間後、再度同じテーマで「一人ブレインストーミング」を行います。前回に整理した情報に、その後新たに加わった情報を持って行われます。 これらを繰り返すと、ある日突然何かがひらめく時が訪れます。今まで闇だったものの中に、突然光が現れます。 それらはイノベーションや戦略的発想の核となる基本的コンセプトです。

基本的コンセプトが出来上がれば、「一人ブレインストーミング」の役割は終了です。 基本コンセプトを元に、細部を描きこむ作業は紙とペンの作業ではなくなります。これらは、PCの前に座って行われるものになります。

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捨てるために情報を集める


人間の脳が処理できる情報量には限りがあります。処理能力以上の情報量を与えられると、脳は突然に混乱し正常さを失い正しい判断ができなくなります。また、人間の脳はマルチタスク処理が苦手です。人間の脳はシングルタスクでしか処理ができません。

いろいろなツールを使い情報を整理し管理する目的とは、このような特性を持った人間の脳のために、最適な考える環境を提供することにあります。

やるべきことは二つです。

  • 情報を捨てる

現代は情報が不足している時代ではありません。圧倒的情報過多の時代です。人間の脳の処理能力以上の情報は害です。不要な情報は捨てなければいけません。主眼は情報を集めることにあるのではなく、選別し不要な情報を捨てることに置かれるべきです。”捨てるために情報を集める”のです。そうやって初めて大事な情報が浮かび上がってきます。

  • 情報を分類する

選別されて残った情報は分類されていつでも必要なときに引っ張りだせる状態にしておかなければいけません。Evernoteは情報をフォルダに分類することも、タグを付けて分類することもできて便利です。

このようにして、初めて考えるための下準備ができます。つまり、必要な情報だけがテーマ毎に分類された状態です。 考えることとは”一人ブレインストーミング”をすることです。 続きは次回。

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