THiNQ Makerで作ったクイズコンテンツをCDにして、本につける


ロゴスウェアには、クイズ/テストを作成するためのソフト「THiNQ Maker」というものがある。(良く知らない人は、次のYouTubeを見れば、3分で理解できます)

「THiNQ Maker」で作成されたクイズ・コンテンツを本に付録CDとしてつけて販売しているのが「米国公認会計士 USCPA FAR 基本論点500」という問題集。 

THiNQ Makerで作った一問一答形式のテストCDがついている。

今のところは、単に、学習教材本にデジタルコンテンツがついているだけだが、この路線の先にはいろいろな可能性が広がっている。

  • テストの学習履歴を一人ひとりサーバーに保存しておけたら便利ではないか?
  • 学習者同士のコミュニティが形成できるようにしたら素晴らしくないか?
  • 好きなページは、モバイル機器で読めるようにしたらどうだろうか?

書籍の多くは素晴らしい内容を持った知的財産なのだ。 ただ、これまでの本という形態だけにこだわると、時代のニーズからだんだんそれてくる。 ちょっとデジタルの仕掛けをしてあげるだけで、もっと売れるし、もっと利用されるものに変えられる。

大事なことは、ちょっとしたスパイスなのだ。 大きな投資を必要とする仕掛けなんてリスクが高すぎるし、必要ない。 既存の素材をなるべく活かしてデジタルコンテンツ化しよう、というのがロゴスウェアが訴えたいことだし、そういうソフトを提供したいのだ。

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音声合成機能で、音声付eラーニングコンテンツが作れる「STORM Maker」


「優れたeラーニングコンテンツを簡単に作れるようにすること」 -- これは、ロゴスウェアがずっと追求してきたテーマの一つです。 この分野で、昨日、私たちは一つのブレークスルーを起こしました。 eラーニングコンテンツ作成ソフト「STORM Maker」に音声合成機能を組み入れました

次のようなコンテンツが作れます。

>>男性の声で音声合成
>>女性の声で音声合成

このようなウェブ・コンテンツを作るのに、準備するものはパワーポイント・ファイルだけ。 本当にそれだけになりました。

従来、このようなコンテンツを作るには、大きな二つの課題がありました。

これまでの課題1: 説明スライドを簡単に作る方法はないのか? プロの制作者に頼むと高い費用がかかるし、かといって自分ではアニメーション効果などは難しくて作れないなあ・・・・・

これまでの課題2: 音声をどうやって準備したらいいのか? ナレータに頼むと高い費用がかかるし、かといって自分の声で録るのも面倒だしどうかと思う・・・・

課題1は、既に「STORM Maker」が克服したものです。 「STORM Maker」は、パワーポイントファイルを素材としてインポートすれば簡単にアニメーション付(つまり、パワーポイント・ファイルに組み込まれたアニメーション効果がそのまま再現)で、ウェブに最適なFlash形式に自動変換されます。

今回、STORM Maker が音声合成機能をサポートしたことにより、課題2も克服されました。 パワーポイントのノートから(あるいは、読み上げ用テキストファイルから)簡単にMP3形式の音声データを作ってしまいます。 後は、スライドとの同期タイミングを設定(このタイミング合わせも、イベントレコーディング方式により簡単にできてしまいます)すれば、コンテンツの出来上がりです。

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RSSフィードは全文配信にすべし


さて、Webサイトから情報を収集するのに使うRSSだが、サイトによって、全文を送ってくるところと、そうでないところがある。 一部分だけを送ってくるところは、全文を読ませるためにサイトに誘導する。 どうも、これは、広告収入などのために、サイトへのアクセス数を増やす必要があるかららしい。

PCで閲覧している分にはそれもあまり気にならないのだが、iPhoneで閲覧しているときは話は別だ。RSSリーダー(私の場合は、Googleリーダー)から、別のサイトに移動したりすると、アクセスに時間がかかる。 更に深刻な問題は、別のサイトからGoogleリーダーに戻ったときに、さっきまで読んでいた箇所に正しく戻ってくれず、初期状態になってしまうことがあるのだ。

これは何とかならないのかと思っていたら、「まるごとRSS」という便利なサービスを見つけた。 RSSの部分配信フィードを全文配信フィードに変換してくれるサービスだ。

このサービスのおかげで、私のGoogleリーダーには、全文記事が届くようになった。 もう、iPhoneでGoogleリーダーを見ていてもイライラさせられることはない。 そして、保管しておきたい記事があれば、Googleリーダーの「メール」ボタンを押して、自分のGmailアカウントに記事を送って情報管理ができるようになった。

あ、ところで、Gmailアカウントにメールするときには、+マークとフィルター機能を上手に使って、設定したラベル場所に自動的に入るようにすること。

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Rain


以前、フロー状態のことを書いた

「目の前の何かに集中し、 我を忘れるほど没頭し、時間が経つのも忘れ、最高のパフォーマンスを発揮する状態」

日本のオフィスの環境はあまり良くないので、仕事場でそんなフロー状態に入るのは本当に難しい。 どうしても他人の話し声が耳に入ってしまい、集中力を欠くのだ。

ロゴスウェアでは、本当に何かに集中したいとき、自宅で仕事をすることも許されるのだが、それも毎日というわけにはいかない(別の問題を生じてしまうから)。

iPhoneに、「sleepmaker」というアプリがある。 Rain, Waves, Stream, Wildlife といくつかの種類がある。 それぞれ、雨音、波の音、水の流れる音、虫や昆虫の声、などの環境音が収録されている。 sleepmakerという名前の通り、寝るときのために作られたものだが、昼間、集中したいときに聞いていても効果を発揮するようだ。

お試しあれ。 ちなみに、私には「Rain」が適しているようだ。

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テクノロジーは学習を変えるかもしれない


TuneWiki というソフトがiPhoneにポーティングされた。

これは何ができるのかというと、音楽の歌詞をカラオケのように歌と同期をとりながら表示くれるのだ。

音楽は、iPodに入れた自分のコレクションから選んでもいいし、インターネットラジオで聴いている音楽でもOKだ。

ありとあらゆる曲の歌詞データベースがWeb上にあり、今聴いている曲と一瞬のうちに結び付けて、表示しているようだ。 どうやって曲と歌詞の同期をとってカラオケのように表示できているのかよくわからないが、これはすごい(しかも、無料なのだ)。 

もし自分がまだ十代であったならば、相当の時間をこのソフトを通して音楽を聴くことに費やすかもしれない。 そういうやり方によって英語を学んだかもしれない。 英語には日本語にはないリズムがあり、そういうことを自然と習得したかもしれない。

人は学校の教室にいる時間だけで何かを学んでいるわけではなく、あらゆる体験を通して学ぶものだ。TuneWiki は学習ソフトとして設計されたものではない。 しかし、このような新しいウェブ体験は私たちに今までと違う方法での学習の可能性を示している。

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